こんにちは!信州在住アウトドアブロガーのルネちゃんです🐔
2026年8月30日、群馬県中之条町の野反湖(のぞりこ)から、三壁山・高沢山・エビ山・弁天山の4座をぐるっと周回してきました。
結論から言うと、本命は日本二百名山の「白砂山」でした。でも往復8時間かかることと、当日の天気がイマイチだったことで、直前にこの緩やかな周回コースへ変更。これが大正解で、笹原の稜線からずーっと雲海を見下ろす、のんびり最高の1日になりました⛰️
さて、今回は群馬県中之条町にある「野反湖」へ。志賀高原の向こう側、群馬・長野・新潟の県境がぶつかるあたりにある、静かな高原の湖です😄
野反湖の特徴として、以下の点が挙げられます
- 標高1,513m・周囲約10kmの高原ダム湖。「ダム湖百選」に選ばれています
- 上信越高原国立公園の中にあり、まわりは「野反自然休養林」
- 湖をぐるりと山が取り囲んでいて、登山ルートを何本からでも選べるのが最大の魅力

こんな場所にある
一般的なアクセスは、関越自動車道「渋川伊香保IC」から国道353号・405号を北上して、車🚗で約1時間50分。国道405号は野反湖が終点で、その先は行き止まりです。
そして注意点がひとつ。この道路は例年11月末から4月末まで冬季閉鎖されます。雪が積もると近づけないので、歩けるのはだいたい5月〜11月の半年間だけなんですよね・・・!❄️

野反湖の登山ルートは6本!
ここが野反湖の一番おもしろいところ。「1時間半で帰れるコース」から「8時間の本格ルート」まで、体力と時間に合わせて選べます。
| ルート | 距離/時間 | どんな人に |
|---|---|---|
| ①湖畔一周(登らない) | 10km/約3時間 | 登らず湖を1周したい人 |
| ②八間山 往復 | 約4km/約1時間50分 | 短時間で稜線に立ちたい人 |
| ③富士見峠→エビ山→キャンプ場 | 約6km/約2時間30分 | 半日で笹原の稜線を味わいたい人 |
| ④キャンプ場→高沢山→エビ山→キャンプ場 | 約8.5km/約3時間35分 | ほどよく歩きたい人 |
| ⑤今回:4座周回+湖畔 | 12.3km/約5時間40分 | 稜線をたっぷり歩きたい人 |
| ⑥白砂山 往復(日本二百名山) | 約16km/約8時間 | 健脚向け・朝発必須 |
※①〜④は野反湖キャンプ場「周辺登山ガイド」の数値、⑤は今回の実測、⑥は各ガイドの一般的な目安です
💡今回、⑤を選んだ理由
実は私、最初に狙っていたのは⑥の白砂山でした。日本二百名山ですし、せっかく野反湖まで来るなら、と。
でも、当日やめました。理由は2つです。
💦 往復8時間。この日の出発は10時半すぎで、時間的にかなり厳しい
💦 空がどんより。せっかく8時間歩いても、稜線の展望が期待できなさそう
「無理して白砂山でガスの中を8時間歩くより、緩やかなコースで湖と稜線を楽しむほうがいいな」と切り替えて、⑤の4座周回に変更しました。
で、これが結果的に大正解だったんです。標高を上げたら、雲の上に出ました☁️ 下から見て「どんよりだな〜」と思っていた雲が、まさかの雲海になるという。
野反湖4座周回の基本情報
| エリア | 群馬県吾妻郡中之条町(六合地区) |
| 湖の標高 | 1,513m(周囲約10km・ダム湖百選) |
| 今回のピーク | 三壁山1,974m/高沢山1,904m/エビ山1,744m/弁天山1,653m |
| ぐんま百名山 | エビ山(ほかに白砂山・八間山も選定) |
| 距離・のぼり | 12.3km/817m |
| 所要時間 | 5時間41分(休憩1時間5分込み) |
| 駐車場 | 白砂山登山口駐車場(野反湖展望台兼案内所)約70台・無料・トイレあり |
| 冬季閉鎖 | 例年11月末〜4月末 |
ルートと標高差はこんな感じです。湖をぐるりと囲むように歩いて、前半で一気に登って、後半は下りながら小さなピークを3つ拾っていくイメージ👇

さあ、登山開始!
キャンプ場〜三壁山:笹に囲まれた登り1時間15分
10:43、白砂山登山口の駐車場をスタート。ここが野反湖の北の端で、トイレも自販機もあります。
まずは野反ダムの上を渡って、湖畔の道をキャンプ場方面へ。この時間はまだ空がどんよりで、湖も鉛色でした😓

10:52、野反湖キャンプ場に到着。バンガローが並ぶ舗装路を進むと、「三壁山登山口」の標識が立っています。ここから登山道へ。

登山道は・・・とにかく笹、笹、笹!(笑)背丈ほどある笹に囲まれた道が延々と続きます。
ただ、この日はちょうど刈り払いをしてくれた直後だったようで、刈った笹が道に敷き詰められた状態。おかげでとても歩きやすかったです。整備してくださった方に感謝、、、!

11:40ごろ、ふと振り返ると視界が開けました。眼下に野反湖、その向こうに雲海! おお、これは期待できるかも✨

12:09、三壁山(1,974m)に到着〜! 登り始めから1時間15分でした。ちなみにこの4座のなかでここが最高峰です。
ただ、山頂は樹林と笹に囲まれていて展望はほぼゼロ😭 標識だけ撮って、ここでお昼にしました。

三壁山〜高沢山〜エビ山:雲海の上を歩く笹原の稜線
12:32、出発。ここからが今日の本番です。
尾根に出たとたん、目の前にぶわーっと雲海が広がりました。さっきまで「どんよりだな〜」と思っていた雲の、上に出たんですね。これだから山はやめられません🥳

13:01、高沢山(1,904m)。ここは山頂標識がなく、道標が立っているだけの通過点でした。展望も樹林の中。

そしてここから先が、このコースのハイライト。笹原の稜線に出て、ずっと雲海を見ながら歩けます。
13:45、エビ山(1,744m)に到着! ぐんま百名山の1座です。三壁山とは対照的に、ここは360度の展望🙌 開放感が本当に素晴らしい。

正直に言うと、この4座で一番よかったのはエビ山です。時間がない方は、③のコースでエビ山だけ登るのも全然アリだと思いました。

そして歩いているうちに、だんだん青空が出てきました☀️

エビ山〜弁天山〜野反峠:ようやく青空
13:55にエビ山を出発して、笹原をゆるゆると下っていきます。ここは本当に気持ちのいい道。
14:56、弁天山(1,653m)。今日の4座目、そして最後のピークです。足元にはリンドウの青い花が咲いていました😊

下りながら振り返ると、さっき歩いてきたエビ山の稜線が笹原の向こうに。こうやって見ると、けっこう歩いてきましたね〜

15:13、野反峠休憩舎「花の駅」に到着。ここにはトイレと自販機があり、バス停もあります。車道まで下りてきたので、ここで終わりにすることもできます。

でも、車は北の端の駐車場に停めてあるんですよね(汗)。というわけで、湖のふちを歩いて戻ります。

湖畔遊歩道で駐車場へ:最後にごほうびの絶景
15:20、富士見峠から湖畔遊歩道へ。ここ、正直「最後は消化試合かな〜」と思っていたんですが・・・
ぜんぜん違いました! 木道の階段を下っていくと、正面に野反湖がどーん。今日いちばんの絶景だったかもしれません😱


そこから先は、白樺林の中を湖に沿って歩く、ほぼ平らな道。疲れた足にちょうどいい終わり方でした。

16:24、駐車場に到着〜! トータル5時間41分、12.3kmの周回でした。
まとめ:緩やかだけど、稜線の満足度は高い
✅ しっかり登るのは最初の1時間15分だけ。あとは笹原の稜線をのんびり歩ける
✅ 展望のベストはエビ山。三壁山と高沢山は樹林の中で展望なし
✅ 標高1,700m前後でも雲海の上に出られる。天気がイマイチな日ほど価値がある
✅ 最後の湖畔遊歩道は絶対に歩いたほうがいい。木道からの野反湖が最高
「野反湖に行くけど、どの山に登ろう?」と迷っている方は、天気と出発時刻で決めるのがおすすめです。
朝早く出られて晴れているなら白砂山。出発が遅れたり、空がどんよりしているなら、迷わずこの4座周回へ。妥協どころか、これはこれで大満足の1日になりますよ。
参考になればうれしいです👍
(参考情報)今回の行程と持ち物
| 時刻 | 地点 |
|---|---|
| 10:43 | 白砂山登山口 駐車場 スタート |
| 10:52 | 野反湖キャンプ場(三壁山登山口) |
| 12:09〜12:32 | 三壁山 1,974m(昼食) |
| 13:01〜13:18 | 高沢山 1,904m |
| 13:45〜13:55 | エビ山 1,744m |
| 14:56〜15:04 | 弁天山 1,653m |
| 15:13〜15:18 | 野反峠休憩舎「花の駅」 |
| 16:24 | 野反湖駐車場 ゴール |
合計5時間41分(うち休憩1時間5分)/12.3km/のぼり817m。YAMAPの標準タイムは5時間55分なので、ほぼ標準どおりのペースです。
🎒 持ち物で「あってよかった」もの
- 長ズボン(笹が濡れているので、短パンだと足がびしょ濡れになります)
- 水は2L程度。稜線に水場はありません
- 防寒着。標高1,900m台なので、曇りの日は稜線が寒いです
🗺️ 野反湖へのアクセス・情報
- 場所/群馬県吾妻郡中之条町大字入山(六合地区)
- 駐車場/白砂山登山口駐車場(野反湖展望台兼案内所)約70台・無料・トイレあり
- もう1つの拠点/野反峠休憩舎「花の駅」(トイレ・自販機・バス停あり)
- 車/関越自動車道「渋川伊香保IC」から約1時間50分
- 冬季閉鎖/例年11月末〜4月末
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