長野県栄村にある「鳥甲山(とりかぶとやま)」へ日帰り登山に行ってきました。
鳥甲山(栄村役場HP)の特徴として、以下の点が挙げられます
・長野県の秘境「栄村秋山郷」に位置する、標高2,038mの成層火山で、日本二百名山⛰️
・全長に伸びた尾根と東側の切れ落ちた絶壁が特徴。山頂から苗場山や秋山郷の展望が楽しめる
・登山道は岩場や鎖場が多い。豊かな林が広がる自然環境保全地域にも指定されている
地図を見てみると、こんな感じの場所にあります。
上信越自動車道「豊田飯山IC」から国道117号に入り、北東に進む。津南町役場付近の分岐を南下して、ちょっとした谷間のうねった道路を進む道が一般的なルート。車🚗で大体1.5時間くらいでした😄

「鳥甲山は秘境にある」と紹介されていましたが、その名に負けない、山の奥の奥の奥に登山口はあります(笑)
さて、登山口は
①ムジナ平
②屋敷
の2つあるのですが、最近運動不足がひどかったので(汗)、比較的楽な「屋敷」登山口を選択

さて、まず登山の全体像。栄村役場HPにわかりやすい地図があったのでご紹介


屋敷登山口から山頂まで4時間半、帰りは3時間、休憩も入れると8時間がコースタイムの
結構ハードな山です!
さあ、登山開始!
さて、屋敷登山口には、8時時点で、5台の車が止まっていました。全部で10台は置ける広めの駐車場がありました。ただ、埋まり切ることはほとんどないのではないか、と思いました。というのも、かなりハードな登山だったのと、アクセスが良くないためです(笑)


駐車場から登山口までは、トンネルを抜けてすぐのところにあり、徒歩5分程度でした。赤い看板にルートが載っています。クマに注意⚠️という喚起もありました。確かに、人気は全くありません。

登山口から、いきなり急登です。まじか・・・
足場も柔らかくて滑るため、めちゃくちゃしんどい・・(笑)

結構な岩山なため、石多めの乾燥土メインと思っていましたが、意外としるいところが多く、滑りやすい登山道が続きます。30分経たずに休憩、休憩。ゼーゼー言いながら、水分補給に励みました。

立派なベニテングダケ(多分)がありました。色も、見た目も、まごうことなきTHE毒キノコ🍄
鳥甲山の登山道だけでも、結構な本数を見かけました(汗)

登山口から一気に2時間ほど登り続けると、尾根に出て急に視界が開けました!😊

尾根に吹き付ける風で揺れるススキ。秋ですねえ

崖沿いの細い道を慎重に進みます。景色は抜群!!
尾根に出てからアップダウンはだいぶん少なくなりましたが、緩やかな登りが続きます


さらに視界が開けました!正面の一番高いところが、鳥甲山の頂上です😄
もうちょっと、もうちょっと!!



まもなく頂上の気配!あと少しです


到着〜〜!!
ようやく!めちゃくちゃしんどかったよ〜笑
だいぶん飛ばしたので
コースタイム5時間のところを3時間半で来れました😁
さて、頂上でご飯食べようかと思ってましたが、ササや木が茂って
眺望が良くなかったので、1分ほど戻った場所でご飯を食べました〜

新潟方面が非常に良く見えます。
写真撮り損ねたのですが、八海山、苗場山方面まで幅広く眺望がありましたよ✌️
というわけで、
頂上で20分昼食休憩したのち、下山を始めました。
コースタイムが長かったので、もう少し早く登り始めたらよかったのですが、
下りも3時間かかるので(汗)
さて。あの急斜面かつぬかるみの強い登山道を下るのは本当に大変でした!
下り3時間のコースタイムもなかなか縮まらず、、、
ほぼほぼコースタイムの、2時間50分で登山口に到着しました
もうバテる直前でした(笑)
水もほぼ3L飲み切り。なかなかハードな山行でしたよ😊
まとめ
急登でハードでしたが、尾根まで出ると眺望抜群の素晴らしい山でした。
皆さんも機会があればぜひ、登ってみてください👍
▼今回の行程
・8時、屋敷駐車場へ到着
・8時10分、屋敷登山口から登山開始
・11時40分、山頂へ到着
・12時、下山開始
・14時50分、屋敷登山口へ到着
▼主な持ち物
・ストック
・食料
・水3L
・レインウェア
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