2025.7.5道東への旅・雌阿寒岳(天気:晴れ、気温:爆熱)

旅行

本州から北海道へ!日帰り登山の旅にやってきました。
今回は北海道足寄町の「雌阿寒岳」です。

・今回初めて登りましたが、絶景と火山と高山植物のコラボが最高でした。
・終始ゆったりとしたコースで、登り2時間30分と手軽。初心者でもなんとかいけますよ!

めちゃくちゃ好きになりました。
数年以内には必ず再訪します😊

雌阿寒岳へのアクセス

「雌阿寒岳ってどこにあるの?」
ということで、こちらの地図をご覧ください(^^)

Googleマップより。私の場合、新千歳空港から高速を使って3時間強の距離を走りました。
拡大図。釧路市の北西に位置してます。

雌阿寒岳は北海道の東側、いわゆる道東地域の「阿寒摩周国立公園」にあります。

環境省の「北海道地方環境事務所の資料」に、わかりやすくアクセス方法がまとまっていました。

(出典)北海道地方環境事務所

私の最寄りの空港からは、新千歳空港しか飛んでませんので、北海道に来る際はいつも、新千歳空港発着です。今回はレンタカーを借りて、高速道路を使って移動しました。

羽田空港、関西国際空港など、利用人数の多い空港からは、上記地図に記載のある釧路空港、女満別空港といったローカル空港への就航便がありますよ😊

航空券比較サイト「スカイスキャナー」が分かりやすく便利で、私はよく使います)

【2025年7月5日】雌阿寒岳・日帰り登山記

さて、いよいよ本題です。
2025年7月5日(土)、雌阿寒岳登山に初挑戦です。

👇雌阿寒岳の基本情報
✅所在地:北海道釧路市・足寄町
✅標高:1,499m(主峰:ポンマチネシリ)
✅分類:複成火山(成層火山群)
✅成り立ち:約2万年前から火山活動により形成
✅主な構成峰:ポンマチネシリ、阿寒富士など、8〜10の山頂を含む
✅名前の由来:雌阿寒岳の名はアイヌ語「マチネシリ」=女性の山に由来
✅登山シーズン:登山適期は6月~10月。特に初夏(6~7月)は高山植物の開花が多い

👇登山ルート

出典:環境省HP

山の西側から登るルートは2つです。
(1)雌阿寒岳温泉コース
(2)オンネトーコース

今回、私は(1)雌阿寒岳温泉コースで登り、(2)オンネトーコースで下山しました。

雌阿寒温泉登山口駐車場より撮影。晴天に恵まれました

朝7時過ぎ。駐車場へ着きました。空が青い!で、めちゃくちゃ暑い・・笑
それもそのはず。最高気温が30度!!
ちょうど私が訪れた前後は爆熱の日が続いてしまっています。

Screenshot

道東は基本的に日本で一番涼しい地域で、避暑地なんです。
気象庁の観測地点があるこの阿寒湖畔。この時期の平均気温は20度くらいなんですが😭

訪れた日の5日後の最高気温は「18.9度」(笑)
なんと10度以上低い・・!!快適な登山になったに違いない。

登山口付近の水が薄いブルー

登山口付近の水が薄いブルーになっていました。
硫黄成分など、火山性成分が含まれると、薄いブルーになるそうです。

アカエゾマツは特殊な土壌に出現するらしいです
苔むした樹林帯が広がる

最初はなだらかな道が続きます。広い道で歩きやすい。
木々の葉の間から太陽の光が差して、空間を照らしていました。美しい森の中を進みます。

ハイマツが続く道を振り返って、地上方向を撮影

この日は、とにかく暑い。暑い。暑い!!
暑いという言葉しか出てこなかったです笑
すれ違う常連さん「こんなに暑い日は経験がない」とのこと😭

ハイマツは暴風がめちゃくちゃ優秀で、ほとんど風を通しません。
寒い日の風避けには大変ありがたいですが、、、
全く風が来ない!!風をください😭😭

はるか地平線の彼方まで平地

さて、森林地帯と低木のハイマツ地帯を抜けまして、眺望の広がるコースまで到達しました。この、本州では見られない「地平線の彼方まで平地が広がる景色」が本当に素晴らしい😊

ここまで来ると、風を遮るものはありません。
涼しさで体力と気力が急回復しました(笑)

岩岩した地帯へ突入

頂上までもうちょっと!というところで、
高山植物が密集し、咲き乱れていました。黄・白を中心とした様々な種類の高山植物が
あっちにもこっちにも見られました。歩く場所に困るくらいです😳

噴火口からはあちこちから蒸気が噴き出している

高山植物散策エリアからすぐのところに、火口が出現し始めます。
なんとも表現しづらいのですが、「生きている!」と感じるような、低音の地鳴りが聞こえます。
やはり活火山ですね。

山頂まではあとちょっと!

やっと山頂へ到着!

時刻は10時。コースタイム通り、大体2時間半で無事、登頂しました!🎉

頂上では多くの方が休憩し、ご飯を食べていました。
私も持参したおにぎりとパンを食べよう。岩があっつい!笑

360度の眺望があり、「阿寒湖」「雄阿寒岳」など周辺の山々をはじめ、地平線まで広がる平地など
いろんな景色が楽しめました。
景色ヨシ、花ヨシ!急傾斜もなくマイペースで登れて、本当に最高の登山でした😄(暑い以外(笑))

さて、頂上でゆっくりした後は、パッパと下山します。
涼しかったらもうちょっと居たかったのですが(笑)

帰りはオンネトーコースです。

オンネトーコースも苔むした広い道が続く

オンネトーコースには川もあり、苔むしたエリアも大きく、土壌水分多めって感じでした。

オンネトー国設野営場にある「合同会社ほとり」
撮影したショップカード

広い駐車場のある国設野営場に到着。登山は無事終了しました。
時刻は12時です。

その駐車場に、おしゃれな建物があるではないですか!

「合同会社ほとり」が運営するカフェ・休憩スペースでした。
私はソフトクリームを食べましたが、軽食もあり。コンセント付きスペースもあり。

キャンプがてらリモートワークもできますね!😊

駐車場までは、オンネトー(湖)沿いのハイキングルートを通り、道路を歩いて帰りました。
いや〜、満足度高い登山でした。雌阿寒岳、素晴らしい!

まとめ

本当、素晴らしい登山でした。
登山初心者でもなんとか登れる山だと思います。

本州の皆さん、道東に来られる際はぜひ、旅の候補に入れてみてください^ ^

それでは皆さん、今日も良い1日を!

【📝私の登山情報】
・7時30分:出発(雌阿寒温泉コース登山口)
・10時:山頂到着
・12時:下山(オンネトーコース登山口)
・13時30分:出発地点到着

(装備)
・🧳ザック
・🥾登山靴
・🧑‍🦯ストック
・🧤手袋
・🕶️サングラス
・👒帽子
・🛎️熊よけ鈴
・💧水分2リットル
・🍙おにぎりなど食料
・☔️レインウェア
・🗺️地図

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